あなたの理想のお産を叶えませんか?
JCHO北海道病院では、平成29年9月4日より、院内助産に代わる新しいお産のシステム S'appuyer (サピュイエ)を始めます。S'appuyer(サピュイエ)には、「寄り添う」という意味が込められております。
大切なライフイベントであるお産について、周産期センターの安全な環境の下で、妊産婦の皆様の希望に添ったサポートを、助産師・医師が行います。
ローリスク(妊娠・出産に関する経過が順調な方)の妊産婦の皆様に、 妊娠経過の中で、妊婦健診と出産の方針について、2回選んでいただける新しいお産のシステムです。
従来の病院で行われている出産のシステムは、医師による妊婦健診ののち医師立ち合い出産をする、助産師による妊婦健診により院内助産等で出産をする等、スタートラインでどちらかを選ぶと妊婦健診の受け方や出産の方針が固定化されているものがほとんどです。
妊娠や出産について、具体的なイメージがつかず、不安が多い状況の妊娠初期の段階で、妊婦さんご自身で先々の方針を決めるのは難しいことと思います。そこで考えたのが、この新しいシステムです。
大切なライフイベントである出産について、妊娠経過をともに見ながら、妊婦さんとご家族のご希望をお伺いする機会をつくり、助産師と医師がそれぞれの強みを活かしてサポートしていきたいと考えています。
助産師と医師との協力システムにより、
○ 安全で、安心したマタニティライフと出産環境を創造します。
○ より健康で心地よいマタニティライフを送ることができるよう、助産師、医師が、それぞれの強みを生かして経過を見守り、
生活上の支援を十分に行います。
赤ちゃんが育ち、生まれ、家族が育っていく過程を種から力強く育つ草花に重ねて各コースを名付けました。
☆以下の項目をチェックしてみましょう
□身長が150㎝以上である
□年齢が、初めてお産される方は35歳未満、2回目以降のお産の方は39歳未満である
□これまでお産をした回数が3回以内である
□BMI(体重㎏÷身長㎡)が17以上30未満である
□普段の血圧が140/90㎜Hg以下である
□両親・兄弟に遺伝性の疾患などがない
□合併症(内科、外科、神経、精神疾患など)がない
□感染症がない
□子宮疾患の診断、治療歴がない
□3回以上の自然流産歴がない
□帝王切開をしたことがない
□これまでの妊娠・出産経過に異常がない(2回目以降のお産の方)
□単胎妊娠である
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