ごあいさつ

北海道社会保険病院のお産からJCHO(ジェイコー)北海道病院のお産へ

平成26年4月1日をもちまして、病院の名称が北海道社会保険病院から独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)北海道病院に変わりました。
引き続き「地域周産期母子医療センター」として、「母児の安全」のため、病院をあげての支援体制を確立していきます。
最近増加傾向にある合併症妊婦さん(妊娠糖尿病、甲状腺疾患、喘息、腎疾患、等)に対しては、それぞれの専門内科へ相談を行なっています。
新生児科のNICU(新生児集中治療室)には8ベッドあり、小児科スタッフ、産科スタッフ間で毎週カンファレンスを行なっています。
また、分娩には緊急事象の発生が付きもので、その時のために手術室、麻酔科とはLevel 1帝切(決定から児誕生迄30分)のシミュレーションを行なっています。
入院から分娩終了までは、LDR(4室)で過ごし、分娩後は優先的に個室(個室料金なし)を用意しております。
当病院は札幌市の産科救急体制準3次病院として札幌市及び近郊の地域から母体搬送(切迫早産・合併症妊婦)を受け入れております。
産科の外来は、従来の医師外来とともに助産師外来も広く認知され、予約を取りづらい状況の改善のためにさらに外来数を増やしました。
また、かねてより念願だったお産の選択肢の一つである、院内助産(→詳しくはこちら)を開始しております。
全ての妊産婦の方が入院中、退院後も安心して育児をできる様、スタッフ間でカンファレンスを持ち、要望にお応えしております。
キーワードは「妊産婦さんを孤立させない」「安全と快適な環境を整える」ことと考えております。
これらのことがこのホームページを通して皆様に知って頂けることを願っております。
平成26年4月
 

病床数・スタッフ

 
  ・病床数     25床(LDR4含む)
  ・スタッフ    産婦人科 常勤医師    4名, 非常勤医師    2名
           助産師          30名
 

診療実績

≪2016年1月1日~2016年12月31日までの実績(周産期センター・産科)≫
 
母体搬送  103 名
  29週まで   36 名
  30~35週   58 名
  36週以降   9 名

児出生体重
  ~999g    6(6)名
  1000g~1499g    13(6)名
  1500g~2499g   100(41)名
※( )はうち母体搬送者の数

緊急帝王切開
  レベル1   3(1)名
  レベル2  46(21)名
※ レベル1は30分以内の娩出、レベル2は60分以内の娩出を目標にしたもの。
※( )はうち母体搬送者数

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