各部門紹介


放射線部

私たちは、高度な医療機器と技術で、良質な検査を提供致します。


 放射線部は、主に放射線(X線)を利用して診断および治療を行う医療の設備や技術を担当する部門です。放射線部長および放射線診断科医師のもとで、診療放射線技師が中心となり、CT・MRI・核医学検査などの画像診断検査技術の向上に日頃より励み、精度の高い検査を実施しています。また、救急医療や血管内治療、内視鏡的治療にも参画し、緊急検査や治療にも対応しています。さらに、各診療科との連携から様々な検査データを駆使した治療支援画像の提供等にも取り組んでいます。

 地域医療連携では、関係医療機関から依頼のある検査の受け入れを積極的に行っています。健康管理センターでは、胃X線検査やマンモグラフィー検査、骨密度測定検査、脳ドック(MRI)、肺がん検診(CT)で、がん等の早期発見に努めています。また、専門知識を生かした放射線被ばくの安全管理に加え、医療事故の防止に努め、地域の皆様の立場に立ち、安心で安全な検査を受けて頂けるように努力しています。

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認定資格とは

 診療放射線技師の業務は、多様化や専門化が進んでおり、より高度な技術が要求されてきています。関連する学会や職能団体が、専門性を重視した各種の認定資格制度を設けており、その業務に関して十分な知識・技能を持ち合わせていることの客観的な指標となっています。
 

認定資格取得一覧

資格取得状況(2015.12現在)
認定資格 人数
胃がん検診専門技師(日本消化器がん検診学会) 3
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師(マンモグラフィ検診精度管理中央委員会) 3
医療情報技師(日本医療情報学会) 2
X線CT認定技師(日本X線CT専門技師認定機構) 2
救急撮影認定技師(日本救急撮影技師認定機構) 1
核医学専門技師(日本核医学専門技師認定機構) 1
放射線管理士(日本放射線技師会) 1
 

Q.放射線って……  何ですか?

A.物を透かして見ることのできる光の仲間です。

 放射線は、(可視)光線 や(ラジオなどの)電波、(電子レンジで使われる)遠赤外線などと同じ電磁波の一種です。放射線は電磁波の中で最も波長(波の長さ)が短いため、あらゆる ものを通り抜けることができます。この性質を利用して、身体の中を見るために、病院において放射線の検査に使用されています。しかし、混雑した人ごみの中 を通り抜けるときに周りの人に当たるように、放射線も狭い物質の中を通り抜けるときに周りの物にぶつかってしまいます。これが、放射線による影響と呼ばれ る事象です。


 放射線は光の仲間です。X線(レントゲン)撮影では、人工的にX線を出力して撮影します。よって、撮影している時以外ではX線は出ていませんので、身体にも残りませんし、検査室内に漂うこともありません。ただし、放射線治療等で用いられている放射線を出す物質は、放射線を出し続けますので、近くにあれば被ばくをします。しかし、レントゲン室やCT室では使用するものではありませんので問題ありません。


MRIは、磁石と電波を使って、写真を撮る機械です。よって、放射線は使用しませんので、被ばくはしません。

Q.放射線の検査を何回も受けていますが、大丈夫なのでしょうか?

A.一般的な放射線の検査を受けて、何か起こったという報告は、今のところありません。

 人体への放射線の影響 は、放射線の種類や量、被ばくされた形態により、ある程度予測することができます。一般的な放射線検査においては、よく報じられている発がんの可能性以外 は考えられません。しかし、放射線による発がんの可能性が推察された量は、一般的な放射線検査で被ばくされる量と比べて、桁違いに大きいです。過度に御心 配されないで頂ければと思います。
 放射線検査は、医師が必要と認めて指示を出し、それにより検査が行われます。ご心配な方は、医師とご相談ください。


放射線の影響は、放射線 を出すものを体に取り込まない(内部被ばくでない)限り、基本的には蓄積されません。よって、人体への放射線の影響は、その場限りの被ばくした量で考えま す。発がんの可能性が推察される被ばくの量は、CTと比べて5~20倍です。胸部レントゲン写真に至っては、500倍以上になります。

学術的には、非常に少ない放射線の量でも、発がんの可能性はあると言われています。しかし、一般的な放射線検査で受ける被ばくの量は非常に少なく、問題とされる事はありません。

これらより、一般的な放射線検査を数回受けた程度では、発がんの可能性が推察された被ばくの量には達しません。具体的な数値等をご希望の場合は、お問い合わせ下さい。


 放射線は、鉛やコンクリートの入った扉でない限り通り抜けますので、病室から退出しても意味がありません。お忙しかったのでしょう。
ちなみに、放射線検査室 の扉は鉛が入っており、周囲はコンクリートで囲まれていますので、外に漏れる心配はありません。また、病室の撮影で使用される放射線は、非常に少ない放射 線の量のため、2m以上離れていればほとんど被ばくしません。よって、病室で写真を撮られる方の隣の方も、写真を撮る時に、病室を退出する必要はありませ ん。


 写真を撮る部位以外は、放射線を当てていません。よって、お子様 の他の部位を防護することは、基本的にはありません。しかし、跳ね返ってくる放射線(散乱線)はありますので、付き添いの方には防護衣を着て頂いていま す。散乱線に対するお子様の防護は、主に体内から跳ね返ってくるものなので、放射線を当てた周りを囲っても防ぐことができませんので、防護衣をしておりま せん。小児の撮影につきましては、なるべく必要最小限度の放射線の量で撮影するように、日々心がけております。


 被爆は、原子爆弾で放射線や熱風等を浴びた時に使用される言葉です。被曝は、一般的に放射線を身体に受けた時に使用される言葉です。漢字一字だけの違いですが、身体への影響等は全く異なるため、大きな違いです。




当院における一般撮影での放射線の量を、以下に示します。

 
 

検査部

Ⅰ 検体検査部門
  ※検査結果の見方を紹介しております。
     「検査結果の見方」(PDF:2,854KB)

 

【生化学検査】

・血清中に含まれる各種の酵素や代謝産物を自動分析装置で測定しています。
・主に肝、胆道機能、腎機能、膵機能の検査を行っています。
 

【免疫・血清検査】

・ウィルスや細菌などの病原菌に感染した時の生体防御反応(免疫反応)で出現する抗体を測定し病態の判定に役立てます。
・各種の癌により特異的に産生される物質を測定し、癌の種類やその病態の情報を臨床に提供しています。
 

【血液検査】

・血液中の赤血球、白血球、血小板などの算定や分類を行い貧血や白血病などの病態を検査しています。
・血液凝固検査は、血漿成分の凝固に関する情報が得られ、出血、止血などの治療に役立ちます。
・骨髄検査は、胸骨などの骨髄から貧血や白血病などの精査をすることが出来ます。
 

【一般検査】

・尿中に含まれる蛋白や糖の分析や細胞の種類を調べることによって多くの病気の情報が得られます。
・便の検査では、消化器系の出血の有無を調べ、潰瘍や癌の早期発見に役立てます。
・寄生虫検査も行っています。
・その他、髄液検査、胸水、腹水などの体液検査も行っています。
 

【細菌検査】

・感染症が疑われる患者さんの痰、尿、便、血液、体液、膿等の検体を調べて病原菌を突き止め、その病原菌にはどのような薬剤が有効であるかの情報等を提供しています。
・院内感染状況の監視に貢献しています。
・当院は結核病棟を有する病院の為、PCR法《遺伝子検査-結核と2種類の非結核性抗酸菌が判ります》等を導入し、結果を迅速に報告するよう努めています。
 

【病理検査】

・一般病理組織診断
手術材料や、鉗子生検などで採取された組織を固定染色し、良悪の診断、炎症の原因などの質的診断をします。
・一般細胞診診断
尿、喀痰、胸水、腹水に含まれる細胞、子宮頸膣部の擦過剥離細胞や、甲状腺、乳腺の穿刺針生検で採取された細胞を検査し、良悪の診断などをします。いずれも、細胞起源や、質的診断に免疫酵素抗体法による特殊染色も応用します。
・術中迅速病理診断
迅速診断という特殊な方法で、組織標本を作製し、10分~20分程度で良悪などの確定診断をします。これによって、手術範囲や術式の最終決定に貢献します。
・病理解剖
剖検ともいい、懸命の治療にも関わらず不幸にして亡くなった患者さんの死亡原因を究明することにより、さらなる良い医療と、医学・医療技術の向上に貢献します。
 

検査部 Ⅱ 生体検査部門

 

【超音波検査】

・肝臓、胆のう、腎臓、膵臓などの腹部だけでなく心臓、甲状腺など色々なところに超音波を当てて病気をみつけます。副作用も痛みもなく、繰り返し行うことができます。
・超音波の画像を見ながら、体の外から肝臓癌などを治療したりもしています。
 

【心電図検査】

・心臓の大きさや、どのようなリズムで動いているかを調べる検査です。
・動悸や不整脈、胸痛を感じる場合は心電図の他に24時間ホルター心電図、負荷心電図や心臓の超音波検査も実施して原因を調べます。
 

【呼吸機能検査】

・息を吸ったりはいたりしてもらい、その量や勢いなどから肺の機能の状態を調べます。一般に言われている肺活量だけでなく、肺のガス交換の能力や気管支の状態がどのようになっているかがわかります。
 

【脳波検査】

・頭に小さな電極をつけて脳の電気的活動の状態を調べます。副作用や痛みもなく、熱をだしたときにひきつけを起こした場合、てんかんという病気との鑑別に役立ちます。

この他に 自律神経検査、動脈の硬さを調べるABI検査、めまいの検査なども実施しています。
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