呼吸器センター(呼吸器外科)

Respiratory Disease Center (Thoracic Surgery)

診療内容・特色

肺癌、膿胸、自然気胸等の呼吸器疾患に対し、外科的治療を6名の医師によるチーム制で行っています。6名の医師の中には外科学会専門医・指導医、呼吸器外科学会専門医がいます。当科は呼吸器センターに所属しており、そこでは各専門家が集い、日々ディスカッションを重ねております。個々の患者さんの病状に対応するための最適解を探り、より安全で満足度の高い手術を心がけております。

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● 腹腔鏡手術●

胸腔とは胸壁と横隔膜に囲まれた空間で、分離肺換気で片肺を虚脱させることで空間が生まれます。胸腔鏡手術は、胸壁にあけた穴からその空間の中に細長いカメラを挿入して胸腔内を観察しながら細長い鉗子などを用いて行う手術です。大開胸手術と比較して整容性に優れ、痛みの程度や侵襲が少ない傾向にあります。

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対象疾患・症状

当科で診療することの多い病気の特徴と治療

肺がん  気胸

肺がん

肺がんは40歳代後半から増加しはじめ高齢になるほど多くなります。
全部位の癌の中での死亡数1位です。(女性は2位)

【症状】
なかなか治りにくい咳、血痰、胸痛、喘鳴、息切れ、声のかれなどがありますが、こうした症状がない場合も多く、検診などの胸部X線検査やCT検査によって発見されます。

【治療】
呼吸器内科と連携し肺切除、抗がん剤治療、免疫治療、放射線治療など患者さんに最適と思われるものを選択して行っております。

【手術】
非小細胞肺がんのIA、IB、IIA、IIB 期、(時にIIIA期)、小細胞がんのⅠ期は手術の適応になります。がんの場所や広がりによって、肺葉の一部を切除 (区域切除)や肺葉を切除、片側の肺全てを切除する場合などがあります。当科では体への負担が少ない胸腔鏡手術を主に行っています。大腸癌、腎癌などよりの転移性肺腫瘍も積極的に切除しております。

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気胸

何らかの原因で肺に穴が開いて肺がしぼんでしまう病気です。
自然気胸は若い痩せ型の若い男性に多く発生し、続発性気胸は慢性閉塞性肺疾患を伴う高齢者に多く発生します。

【症状】
胸痛や呼吸困難などが起こります。

【治療】
呼吸器内科と連携し胸腔穿刺、ドレナージ、癒着療法、手術など患者さんに最適と思われる治療法を選択して行っております。

【手術】
繰り返す場合や穿刺ドレナージなどの保存的治療で治らないものなどが手術の対象になります。
体への負担が少ない胸腔鏡手術を標準的に行っています。空気漏れをしている部位を結紮する肺縫縮術や肺の一部を切り取る肺部分切除が行われます。

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医師紹介

  数井 啓蔵 (副院長) 日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
北海道外科学会評議員
  正村 裕紀 (部長) 日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医
日本大腸肛門病学会専門医
日本呼吸器外科学会専門医
日本内視鏡外科学会技術認定医
植木 伸也 (医長) 日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本肝胆膵外科学会評議員・高度技能専門医
坂本 譲 (医員) 日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本肝臓学会肝臓専門医
白川 智沙斗 (医員) 日本外科学会専門医
髙島 一生 (医員)
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