センター長挨拶

健康管理センター長  須甲憲明

 高齢化社会を迎えている現在、現役時代はもちろん、定年退職後も元気に働く事も大事になってきています。また、平均寿命が延びていることから、老後の生活も元気に楽しむ、家族に負担を掛けないためにも寿命の中でも健康な期間(健康寿命)を延ばすことが大事です。

 健康診断(健診)は、がんを含めた病気の早期発見はもちろんですが、肥満・高血圧・糖尿病・脂質異常などの生活習慣病を早めにチェックし、その後の保健指導で、生活習慣の問題点を明らかにし、修正・改善をすることで、重大な疾患(脳卒中・狭心症・心筋梗塞など)の発症を予防するのも大きな目的です。  人は年とともにこのような病気が増えてきます。実際に健診を受けられた方で、「高血圧、糖尿病の指摘をされて治療中です。」「ここでがんをみつけてもらって治療して治りました。」など健診を受けてよかったとの声をしばしば聞きます。

 忙しい日常の中ですが、年に一度は健診を受け、自分の健康をチェックする機会にしていただきたいと思います。健診はいくつかのコースを用意しております。脳ドックをはじめとしたオプション検査も選択可能です。

 健康診断が、皆さんの健やかな日常生活へのお手伝いになればと願っています。