診療・各部門
JCHO北海道病院は、札幌中心部から5kmほどの位置にあり、札幌市民の憩いの場である豊平川に隣接した閑静な地にあります。藻岩山や南西部に連なる山々の四季折々の景色を眺められる、自然豊かな環境にも恵まれています。昭和28年に結核療養所として開設し、現在は札幌市南部地域の中核病院として急性期医療に取り組みながらも、健康管理センター、附属介護老人保健施設を併設し、疾病予防と地域保健、包括的な介護の推進に力を注ぎ、住民の皆様に満足していただけるサービスの提供に努めています。
医療の進歩はめざましく、多くの知識と高い医療技術を求められるため、看護職としても学び続けることが必要となります。当院は平成18年から新人看護職員卒後臨床研修を導入し、充実した新人教育を実践しています。また、現任教育も役割に応じてブラッシュアップできる内容となっています。JCHOや看護協会が開催する研修への参加など、スキルアップできる支援体制を整えています。
当院の看護理念は、患者さんの人権を尊重し、質の高い看護サービスを提供することです。その人らしい生活がおくれるとは何かを、いつも患者さんのそばにいる看護職だから一緒に考えられると思います。急性期医療に加え、患者さんの生活を考えて支援できる看護を実践し、地域に必要とされる存在になれるよう努力してまいります。
JCHO北海道病院 看護部長 鈴木 千春