診療・各部門
専門看護師
★急性・重症患者看護専門看護師
急性・重症患者看護専門看護師のコメント
「様々な状態の患者さんに起こりうる急性な病態変化や重症化した状態に対応できるよう、また、ご家族が抱える様々な問題に対し対応できるよう、部署を超えて看護師へ専門知識や技術の提供や支援を行います」
HCU 小川 謙
認定看護師
★新生児集中ケア認定看護師
新生児集中ケア認定看護師は、最新の知識と技術を用いて、集中ケアを受ける新生児の観察から変化を予測したケアと母子・親子関係の確立を支援します。また、新生児の神経行動の理解を深め、発達・発育に影響を与えるといわれている快適な環境調整を実践していきたいと思います。家族の方と一緒に新生児の個別性を考え、安全そして快適な環境を考えていきたいと思っています。
★感染管理認定看護師
私たちは、感染管理認定看護師として、入院あるいは外来に通院している患者の皆様と病院に働く職員の環境を整え、積極的に感染予防に取り組んでいます。また、医師等とともに感染対策チームを組み、病院内ラウンドを通して感染に関わる諸問題解決の支援を行っています。安全で安心できる病院を目指して活動しています。
★皮膚・排泄ケア認定看護師
皮膚・排泄ケア認定看護師は、創傷(床ずれ・手術後の創)やストーマ(人工肛門や人工膀胱)、失禁(便や尿が漏れる)などの方を対象に専門的なケアを提供する看護師です。私たちは、スキンケアを中心に患者さんによりよい看護が提供できるように日々奮闘中です。
★がん性疼痛看護認定看護師
がん患者さんの30%は、診断時からすでに痛みを経験しているといわれています。がんに伴う痛みは、身体的な苦痛をもたらすだけでなく、心理的・社会的にも大きく影響し、QOL(生活の質)を低下させてしまうことがあります。がん性疼痛看護認定看護師は、患者さん・ご家族が抱えるさまざまな苦痛を緩和し、その人らしい人生・生活が送れるように、看護チームや他職種と協力し合い、支援していきたいと考えて活動しています。
★がん化学療法看護認定看護師
日本のがんの罹患率は増加の一途をたどっています。がん治療の中で、がん化学療法は大きな役割を持っています。がん化学療法を受ける患者さんは、副作用による身体的苦痛、精神的不安、経済的な問題などを抱えながら治療をしています。キャンサーサバイバー言われる「がんと共に生きる人」です。がん化学療法看護認定看護師は、患者さん・ご家族の方が安心してがん化学療法を受けられるよう、QOL(生活の質)を維持できるよう医療チームと協力し、支援していきたいと考え活動しています。
★緩和ケア認定看護師
緩和ケア認定看護師は、がんに伴う様々な苦痛を緩和できるよう支援します。患者さんやご家族がその人らしく過ごせる方法を一緒に考えていきましょう。
★糖尿病看護認定看護師
糖尿病治療の目標は、合併症の発症や進展を予防することです。糖尿病看護認定看護師は、患者さんを「生活者」としてとらえ、患者さん自身が療養行動を選択し、その人らしく生活していけるよう支援するために活動しています。患者さんの生活にあった治療を一緒に考え、患者さんにとって良きパートナーとなれるように十分な対話を心がけていきたいと思っています。
★認知症看護認定看護師
高齢化社会において、認知症高齢者は増加の一途をたどり、認知症高齢者のケアの質を上げることは急務深刻な問題となっています。私達、認知症看護認定看護師は、認知症の方が安心して療養できるよう、認知症の各期に応じた療養環境の調整およびケア体制の構築を目指しています。
特定行為修了者の活躍
現在JCHO北海道病院では急性血液浄化療法における血液透析機器又は血液透析濾過の操作及び管理、持続点滴中の高カロリー輸液、脱水症状に対する輸液の3行為を終了しています。主な活動は透析管理関連区分で医師からの手順書を元に外来維持透析患者の除水調整をしています。医師が透析室に不在、病棟業務で指示が出せない場合に特定行為修了者が迅速に患者の対応することができています。これからも特定行為の知識を活かし、患者さんに変化があった場合は、看護の視点からもアセスメントできるため患者さんにより質の高い医療、看を提供できるようになったと感じています。今後とも地域の患者さんに貢献できるように努めていきたいです。